犬の白内障は、目のレンズの役割を持つ透明な水晶体が少しずつ白く濁っていくことで、視力が低下していく病気です。

 

犬の水晶体は水分とたんぱく質から出来ているのですが、白内障はたんぱく質が様々な原因で変性してしまうため、白く濁ってしまうことで光がうまく通過できなかったり、乱反射してしまうことで網膜に鮮明な像を写せなくなります。

 

白内障は、紫外線の強い国と弱い国を比べると、紫外線の強い国のほうが、白内障患者が多いという統計も出ており、紫外線を浴びることで白内障の発症リスクが高まる要因となります。

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■白内障の治療法

 

白内障の早期においては、進行を遅らせる目的で酸化防止剤等の薬剤(主に点眼液)を使用することがあります。比較的早期においては、サプリメントの摂取などと併用することで、症状の改善や進行を遅らせる効果があるといわれています。

 

 

■手術療法

 

麻酔は以前全身麻酔、球後麻酔(長い針で眼球の裏側に麻酔液を注入する)や、瞬目麻酔(瞬きを抑えるために行う麻酔の注射)を施行し、麻酔時に大きな痛みを伴うこともありました。現在は手術時間の短縮・麻酔薬使用方法の進歩から、リドカインなどを用いて点眼麻酔(麻酔液を点眼して行う麻酔法)が可能となり簡便な方法がとられるようになっています。


また手術前処置として15分程度、眼球の上に砂袋等の重りを載せて硝子体圧を下げる前処置が必要とされることが多かった。現在でも硝子体圧が高いと想定される際には行われることがあります。


手術方法は以前強膜を大きく切開して切開創を作成して水晶体をまるごと取り出す水晶体嚢内摘出術が行われていました。この手技は切開創の幅が12mm程度必要であり術後乱視が強い傾向があり、また眼内レンズの挿入が困難でした。その後切開幅は変わりませんが、水晶体嚢を温存して水晶体を摘出し、温存した水晶体嚢内に眼内レンズを挿入する水晶体嚢外摘出術及び眼内レンズ挿入術が行われるようになっています。切開幅が大きく、術後炎症・眼圧の不安定さより、多くの医療施設では手術に際し入院を必要としていました。


現在の切開法としては、角膜を切る角膜切開法や、強膜から角膜までトンネル状に切り進む強角膜切開法が主流で、術後も縫合は行わない、いわゆる無縫合手術で行われることが多い傾向にあります。

 

近年の医療技術の発達に伴い、白濁した水晶体の核を超音波で乳化破砕して吸引除去し、皮質の処理を行った上で、温存しておいた水晶体嚢(水晶体を包んでいる袋)に眼内レンズを挿入します。今日では眼内レンズは折りたたんだり、眼内レンズを挿入するためのインジェクターを使用する方法が開発され、切開創の幅も3mm以下で行うことが可能となっています。

 

また水晶体嚢を温存できなかったり水晶体嚢を支えているチン小帯(筋肉の繊維)が弱く、水晶体嚢を利用できない場合は、眼内レンズを縫い付けるまたは、前房内に挿入する場合もあります。

 

また手術の実時間も10~40分で終わり(症状が進行してからの手術の場合、水晶体が固くなり過ぎて超音波で砕くのに時間がかかり、手術時間が延びる場合がある)、いわゆる「日帰り手術」が可能となり、患者への負担が飛躍的に軽減しています。


ただし、100%安全な手術というものは存在せず、緑内障、後嚢破損、駆逐性出血、水晶体落下などの合併症にいたる例もあり、不幸にして失明に至るケースも存在します。


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